応募材料を作る
未経験IT転職のポートフォリオ最低ライン。作り込む前に見る7項目
未経験からIT転職を考える人向けに、ポートフォリオで最低限そろえたい要素、作り込みすぎる前の確認点を整理します。
目次を開く 7項目
結論
未経験のポートフォリオは、派手な機能より「動く」「読める」「説明できる」が最低ラインです。大きなサービスを作ろうとして止まるより、小さくても完成した成果物を用意する方が現実的です。
最低ラインの確認表
| 項目 | 見ること |
|---|---|
| 目的 | 誰の何を解決するか言える |
| 機能 | 一覧、詳細、登録、編集など基本動作がある |
| 画面 | PCまたはスマホで大きく崩れない |
| GitHub | コードと更新履歴を見られる |
| README | 目的、使い方、工夫点が分かる |
| 説明 | なぜ作ったか話せる |
作り込みすぎない
ログイン、決済、外部API、AI機能などは、最初から入れなくても構いません。基本機能が動く前に高度な機能へ進むと、完成前に止まりやすくなります。まずは自分で作った範囲を正直に説明できる状態を目指してください。
見せ方を整える
アプリ本体だけでなく、READMEと画面確認も見られます。教材を参考にした場合は、どこまでが教材で、どこから自分で考えた部分かを分けます。実在の顧客名や勤務先情報は入れず、架空データで作る方が安全です。
READMEには、作品名だけでなく次を残します。
| READMEの項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 作った理由 | どの作業や不便を題材にしたか |
| 使い方 | 最初に開く画面と基本操作 |
| 自分で変えた点 | 教材のままではない機能や設計 |
| 動作方法 | 必要な環境、起動手順、公開URL |
| 未完成の点 | 既知の不具合と次に直す箇所 |
GitHubのプロフィールには、応募先に見せるリポジトリを固定します。勤務先の顧客名、実データ、APIキー、メールアドレスなどが履歴に残っていないかも公開前に確認します。
営業経験を題材にするなら、実データは使わない
営業経験を成果物へつなげる場合は、商談メモ、次回連絡、失注理由、提案前チェックなどを架空データで再現できます。
| 題材 | 最小機能 | 説明すること |
|---|---|---|
| 商談メモ | 登録・一覧・編集 | 次回対応を探しやすくした理由 |
| 失注理由ログ | 分類・件数表示 | どの分類を改善に使う想定か |
| 顧客フォロー | 期限・完了状態 | 対応漏れをどう見つけるか |
大きなCRMを作る必要はありません。1つの困りごとに対して、基本動作が完了し、自分の設計判断を説明できる範囲へ絞ります。
まずやること
作りたいアプリを1文で書きます。次に、一覧、詳細、登録、編集のうち作る範囲を決めます。最後にREADMEの見出しだけ先に作り、説明できない部分を洗い出します。
参考情報
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」: https://shigoto.mhlw.go.jp/
- 文部科学省「社会人の学び」: https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/manabinaoshi/
次にやること
ポートフォリオの最低ラインを確認する
次に読む記事を選び、今の迷いをもう少し具体的に分けておきましょう。