相談前に決める

MyVisionが向く人は?営業・IT・企画の経験をコンサル転職へつなぐ判断軸

MyVisionが自分に向くかを、営業・IT・企画・財務などで積んだ経験から判断します。コンサル、事業会社、IT専門職の分かれ目と選考前の準備を解説します。

記事のまとめ

MyVisionへの相談前に、転用できる経験、顧客課題への志向、企業別情報とケース面接対策の必要性を順に確認する図解

コンサル転職の対象を確認

専門経験を顧客企業の支援へ変えたい人へ

営業、企画、財務、ITなどで扱った課題を具体例で話せる人が、コンサル領域との接点を探すための支援です。

紹介できる求人は年齢だけでなく、実務経験と希望する領域によって変わります。

目次を開く 16項目

「コンサル未経験でも使える」と聞いてMyVisionを見ているなら、最初に確かめたいのは未経験という言葉ではありません。MyVisionはコンサル転職とポストコンサル転職に特化した相談先です。幅広い職種を扱う総合型エージェントとは、求人の範囲も選考対策も違います。

営業・IT・企画などで担当業務の具体例を説明でき、次は顧客企業の課題を解く側へ移りたい20代・30代の経験者なら、候補に入ります。財務会計、金融、公共などの専門経験も接点になりますが、職種名だけで対象になるわけではありません。一方、自社の施策を長く育てたい人や、設計・実装の専門性を深めたい人には別の道があります。

先に結論。向くかどうかは3つで分かれる

次の3つがそろうなら、MyVisionの支援内容を詳しく見る理由があります。

  1. 業界知識、企画・財務などの職能、IT・プロジェクト経験のいずれかを具体例で話せる
  2. 自社だけでなく、顧客企業の課題を扱う仕事へ移りたい
  3. 求人紹介だけでなく、ファーム別の選考情報やケース面接の練習まで必要としている

反対に、肩書きや年収だけに惹かれている段階なら、まだ応募先を増やさない方がよいでしょう。コンサルの仕事と、事業会社の企画、IT専門職では、次に積み上がる経験が違います。

ここからは、コンサル業界は未経験でも、次の仕事へ持ち込める職務経験がある人に絞ります。年齢や肩書だけで決めず、どの経験をどの領域へ持ち込めるかを見ていきます。

今後やりたいこと先に見る道
複数の顧客企業で、課題設定から提案・実行支援まで担いたいコンサル転職
一つの会社で、施策の実行と改善を長く追いたい事業会社の企画・業務改善
設計、実装、データ、インフラなどの専門性を深めたいIT専門職
まだ何をしたいか言葉にできない職種を決めず、今の経験から選択肢を出す

「支援実績の82%が未経験」の読み違いに注意する

MyVision公式サイトでは、2025年1月から12月の同社支援実績について、コンサル未経験者が82%だったと案内しています。この数字は「職歴がなくてもよい」「誰でも転職できる」という意味ではありません。あくまで、同社が支援した人のうちコンサル業界が未経験だった人の割合です。

公式サイトでも、未経験者が持つ業界知識や業務への深い理解を、提案や実行支援へ生かす考え方が示されています。つまり、見られるのはコンサル経験の有無だけではなく、前職から何を持ち込めるかです。

「営業をしていた」「システムを運用していた」だけでは弱くても、仕事の中身をほどくと接点が見つかることがあります。

今の経験を、求人へつながる材料に直す

肩書きではなく、実際に扱った課題と成果物で分けます。自分の経験が右欄まで届いているかを見てください。

持ち込める経験使える材料と接続先
業界・現場の知識製造、金融、公共、ヘルスケア、流通など。商習慣、規制、現場制約まで話せれば、業界特化コンサルの接点になる
企画・管理の職能経営企画、事業企画、財務会計、人事、営業企画など。KPI、予算、業務設計、部門間の合意形成は、戦略・業務・FAS・組織人事領域と照らせる
IT・プロジェクト要件定義、導入、ベンダー管理、データ活用、開発など。業務要件、技術判断、計画、リスク、稼働後の定着はIT・DX領域の材料になる

営業経験なら、売上より「顧客の仕事をどう変えたか」

たとえば、提案前のヒアリング項目を変え、失注理由を分類し、営業とカスタマーサクセスの引き継ぎを直した経験があるとします。売上だけでなく、どこに問題があり、誰を巻き込み、何を変えたかまで話せれば、課題設定と実行支援の材料になります。

一方、決められた商品を説明し、個人目標を達成した話だけでは、コンサルの仕事との接点がまだ見えません。その場合は「顧客の業務を理解して提案を変えた場面」がなかったか掘り直します。

IT経験なら、作ったものより「なぜその形にしたか」

要件定義、基本設計、導入計画、障害の再発防止、利用部門との調整は、ITコンサルへつながりやすい経験です。担当した技術だけでなく、業務側の目的、制約、選択肢、判断理由を説明できると、実装経験を上流の役割へ接続できます。

ただし、今後もコード、クラウド、データ基盤などの技術判断を深めたいなら、コンサルだけに絞る必要はありません。テックリード・PM・ITコンサルの責任範囲を比べると、離したくない仕事が見えます。

企画経験なら、案を作った後の実行まで示す

市場調査や資料作成だけでなく、KPI、予算、関係部署との合意、実施後の検証まで担当した経験は強い材料です。企画書を出したところで終わったのか、現場へ落として結果を見たのかで話の厚みが変わります。

自社プロダクトを継続して育てたい気持ちが強いなら、商品企画からプロダクトマネージャーへ進む条件も比較対象です。

財務会計・金融・公共の経験は、専門領域を先に出す

財務会計なら決算、管理会計、M&A、内部統制、金融なら融資、リスク管理、資産運用、公共なら制度運用や関係機関との調整など、専門領域を先に出します。一般的な「課題解決力」に言い換えると、どの求人と接点があるのか伝わりません。

MyVisionの公式求人検索には、FAS・会計、組織・人事、IT、業界特化などの区分があります。まず自分の専門領域に近い求人が実際にあるかを見てから、戦略系や総合系まで広げます。

進路は、担当期間と成果物で比べる

「上流へ行きたい」だけでは決まりません。次の仕事で増やしたい時間を比べます。

担当の範囲・期間主な成果物手を動かす時間
コンサル顧客や案件ごとに課題を切り替える仮説、提案、調査、実行計画資料作成、分析、会議設計が中心になりやすい
事業会社の企画・DX推進一つの組織で実行と定着を追う事業計画、業務設計、KPI、社内合意社内調整と継続改善に時間を使う
IT専門職技術選択から実装・運用まで持つ設計、コード、基盤、技術判断設計・実装の比率を保ちやすい

社内SE経験があり、一つの会社で施策を動かし続けたいなら、IT企画・DX推進へ移る求人条件で担当範囲を照らせます。手を動かす時間を失いたくないなら、技術リードやアーキテクトも先に比べます。ここで決めるのは生涯の職種ではなく、次の数年で増やしたい経験です。

MyVisionを候補に残す理由

200社以上のファームと非公開求人を扱う

公式サイトでは、200社以上のコンサルファームとのネットワークと、一般の求人サイトに出ない非公開求人を案内しています(2026年7月18日確認)。総合、戦略、IT、FAS・会計、組織・人事、業界特化などを横断して見たい人には、求人を職種名だけで探すより選択肢を出しやすい相談先です。

ただし、200社以上と接点があることと、自分に紹介可能な求人があることは別です。面談では、候補企業の数より「自分のどの経験が、どの部門の要件に合うのか」を聞きます。

ファーム別の選考情報とケース模擬面接がある

MyVisionは、ファームや部門ごとの過去の選考情報を蓄積し、元コンサルタントを面接官役としたケース模擬面接を案内しています。一般的な面接練習ではなく、志望先に合わせてケース問題の考え方と説明を練習したい人に向く部分です。

ケース面接がない応募先もあります。応募先を決める前に、通常面接、ケース面接、Webテストのどこへ時間を使うか確認してください。

1Day選考会やセミナーを探せる

公式サイトには、開催中の特別選考会、1Day選考会、セミナーの一覧があります。平日に複数回の日程を組みにくい人には選択肢になりますが、対象部門、応募期限、事前選考、経験条件は回ごとに変わります。「1日で必ず選考が終わる」とは考えず、現在参加できる企画があるかを面談時に聞きます。

通常の支援には、キャリアの棚卸し、コンサル市場での現在地、求人提案、書類・面接対策、日程管理、条件交渉、入社後のフォローが含まれ、求職者は無料で利用できます。求人を眺めるだけで判断しにくく、自分の経験をどの領域へ持っていくか、どの選考を補うかまで相談したい人ほど使う理由があります。

向かない可能性がある人

次の状態なら、申し込む前に別ルートも残してください。

  • コンサルの仕事内容より、年収や肩書きだけを見ている
  • コンサル以外の求人も幅広く一つの窓口で紹介してほしい
  • 顧客への提案より、自分で実装・運用する時間を増やしたい
  • 過去の仕事を振り返る余裕がなく、選考準備の時間も取れない
  • 転職するかどうか自体が決まっておらず、まず生活や退職時期を考えたい

転職エージェントは、求人情報と選考準備を得る手段です。提案された求人が自分の希望と違う場合は、断って構いません。求人の仕事内容、働き方、評価制度は企業ごとに違うため、その場で応募を決めずに持ち帰って比べます。

相談前に1件だけ用意する

面談のために立派な物語を作る必要はありません。直近の仕事から、次の5行を書けば十分です。

  1. 誰が、何に困っていたか
  2. 自分は原因をどう見立てたか
  3. どんな選択肢を比べたか
  4. 誰と何を実行したか
  5. 数字、時間、品質、行動がどう変わったか

結果が目標未達でも、判断と検証を説明できれば材料になります。逆に、成功した数字だけを書いても、自分の役割が分からなければ選考では使いにくいものです。

面談で聞く4つの質問

  • 私のどの経験が、どのコンサル領域の要件と接点がありますか。書類ではどの実績を前に出すべきですか
  • 紹介可能な公開求人と非公開求人にはどんな違いがあり、なぜ私に合うと判断しましたか
  • 応募候補ごとに必要な選考準備は何ですか。ケース面接や現在の選考会も対象になりますか
  • コンサル以外の事業会社やIT職を先に比べた方がよい条件はありますか

返答は、応募先の名前だけでなく理由まで聞きます。「経験のどの部分が求人要件に合うのか」が説明されていれば、別の求人を比べるときにも使えます。

最後の判断

業界や業務の専門経験を具体例で話せて、複数の顧客企業の課題を扱いたく、ファーム別の選考対策まで必要なら、MyVisionを相談先に残します。

一つの会社で実行と定着を長く追いたいなら、事業会社のIT企画・DX推進を先に見ます。設計や実装の時間を保ちたいなら、テックリード・PM・ITコンサルの責任範囲から選び直します。この二つが強い場合は、今回はMyVisionを外す判断で構いません。

選考準備を具体化

ケース面接を含む支援内容を見る

向く条件と向かない条件を比べてもコンサルを残すなら、志望先別にどの選考を補えるかを見ます。

ケース面接の有無や必要な準備は応募先によって異なります。

MyVisionを相談先に残す人へ

無料相談で求人領域と選考準備を聞く

専門経験を生かせる領域、非公開求人、現在の選考会、書類やケース面接で補う点を相談できます。

選考会の開催状況と参加条件は変わります。仕事内容と条件は持ち帰って比べてください。